悪意のあるコード(Malware)とは?
AIONCLOUDは、悪意のあるコードからWebを保護するクラウドベースのWebセキュリティサービスです。
しかし、そもそも悪意のあるコードとは何なのでしょうか?ウイルス?バグ?
悪意のあるコードとは、ウイルス、ワーム、スパイウェア、トロイの木馬など、コンピュータユーザーに被害を与えるコードとして知られています。
悪意のあるコードの例をいくつか挙げます
1.コンピュータウイルス:
もともと単一の実行可能ファイルとして実行されるトロイの木馬とは異なり、コンピュータウイルスは、自身を複製し、特定のオブジェクト(ファイル、ブートセクタなど)に感染し、ターゲットが実行されたときに自動で実行されるように仕組まれた悪質なコードを指します。
2.トロイの木馬
通常のプログラムとして偽装されたマルウェアの1つ。
この名前の由来は、Trojan Warのトロイの木馬です。
トロイの木馬は、悪意のあるコードタイプ比率の35%以上を占めています。
3.スパイウェア
悪意のあるスパイウェアとは、コンピュータソフトウェアです。
スパイウェアは、ユーザーの同意なしにコンピュータに秘密裏にインストールされ、重要な個人情報などを収集し、ハッカーに送信します。
4.ワーム
ワームは、通常のウイルスとは異なり、ネットワークを介して自身のコピーを増殖させることができます。
また、自己複製を使用してネットワークを破壊し、ファイルを悪意のあるものに暗号化します。
いくつかのワームは、悪質なバックドアプログラムも広めます。
ネットワークを介して伝播すると、過剰なネットワークトラフィックが発生します。
ワームが世界中のネットワークに広がる場合、深刻なスローダウンまたは麻痺が懸念されることがあります。
バックドアを広げるワームは、ゾンビPCの大量生産などの追加の被害を引き起こす可能性があります。
5.偽ワクチン
偽ワクチンは、あたかも実際のウイルス対策プログラムのように装って、ユーザーから金銭をだまし取る悪質なワクチンです。
実際、このような偽ワクチンはウィルス対策ソフトの機能を持っていません。
コンピュータの知識がない場合には、簡単に被害を受ける可能性があり、予防措置が必要です。
上記は悪意のあるコードのほんの一部です。
次回は、AIONCLOUDが悪意のあるコードからシステムを保護する仕組みをご紹介します。